ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザインりんごの剪定(2)〜剪定は技術よりも「考え方」だった
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.03.13
#859-437
不安や恐れのない皆んなが
安心して幸福に暮らせる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
りんご畑での
剪定レクチャー

最初に教わった言葉が、
ずっと頭に残っています。
「剪定は技術じゃねぇ。考え方だ。」
枝の切り方よりも、
どの枝を残すかを決めることが
一番大事だというのです。
りんごの木を改めて眺めると、
本当にたくさんの枝が出ています。
上へ伸びる枝、横へ広がる枝、
内側に向かう枝、下に垂れる枝。

素人が見ると、
「全部あっていいんじゃないか」
と思ってしまうほどです。
しかし実際には、
全部を残すと木はダメになるそうです↓
枝が混み合えば、
日が当たらない。
風も通らない。
作業もしにくい。
そして、
実の品質も落ちてしまう。
そこで剪定の基本になるのが、
枝の優先順位を決めることだと
教わりました。

たとえば、
枝同士がぶつかっている場合。
そのときは
両方残すのではなく、
「どっちを使うか決める。」
そしてもう一方は、思い切って落とす。
これが基本だそうです。

さらに面白かったのは、
枝を「男枝」と「女枝」で
例えていたことでした。
上に勢いよく
立ち上がる枝は「男枝」
勢いはあるけれど、
実をならせるには扱いにくい。

一方、やや落ち着いて
横へ広がる枝は「女枝」
こちらの方が、
良いりんごを作りやすい枝だと言います。

勢いだけの枝よりも、
穏やかに広がる枝を活かす。
なるほど、
と妙に納得しました。
人も動物も植物も
生み出すのは女性だ💡
さらに重要なのが、
木の中に空間を作ることでした。
枝が詰まりすぎると、
日光が入らなくなります。
その結果、
りんごの色づきも悪くなり、
病気の原因にもなる。
そこで講師の農家さんは、
よくこう言っていました。

「空間を作れ」
枝と枝の間に、
光と風が通る余裕を持たせる。
これが美しい木の形に
つながるそうです✨️
人間も同じだな。。
心に「空所」をつくるだったり、
建築でも「間」を作ることで
その空間が活きてくる。

また、剪定は今年だけを見てやる
作業ではありません。
「来年どうなるかを考えて切る。」
これも何度も言われました。
たとえば古い枝を
いきなり全部切るのではなく、
まず代わりの若い枝を育てる。
そして徐々に入れ替えていく。
つまり、剪定は
未来の設計図でもあるわけです。
枝一本を切るにも、
・来年どう伸びるか?
・実がついたらどうなるか?
・作業の邪魔にならないか?
そんなことまで
考えながら決めていく。

話を聞けば聞くほど、
剪定という作業は奥が深いと感じました。
ただ枝を
切るだけなら簡単です。
しかし、「どの枝を残すか?」を
判断するのは、経験が必要です。
剪定ばさみを持ちながら、
私たちは何度も木を見上げました。
そして思いました。
来年、本当に自分たちで
出来るのだろうか?
そんな不安が
頭をよぎるのでした。。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます😊







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