KIBAKOについて
木は土に根ざし、ゆっくりと長い年月をかけて生きています。木はひとつひとつ違っていて、ひとつひとつに味わいがあります。新素材が次々に開発され、いつからか身の回りには軽くて丈夫、合理的で低コストでも無機質でどこか冷たい感じがする「モノ」が溢れているいま木のぬくもりやあたたかさ、その魅力をなるべくそのまま伝えたいという想いでシンプルに、そして一個一個手作りの「木箱」作りをはじめました。せかせかしていた気持ちがふと落ち着いたり、大変だと思っていたことがそうでもないなと思えたり。木はかつて生きていて、ゆっくりと長い年月をかけて私たちのそばに届きます。「K I B A K O」は、ぬくもりとスローな時間を感じられる商品でありたいと、思います。
1 3 生活の中に、天然素材のやさしさとぬくもりを。
「KIBAKO」の温かみのある色合いが自然と溶け込んで、箱の中に飾っている雑貨をよく引き立てます。
雑誌を収納したり、グリーンを置いて楽しんだり、インテリアのディスプレイコーナーとなります。
2 4 お店のディスプレイ用什器に活用して、マルシェ気分を演出。
「KIBAKO」をお店の什器としてディスプレイに活用すると、まるでマルシェのような活気あふれる雰囲気にさま変わりします。
平置きにして縦置きにして、またキャスターをつけて什器として、さまざまなバリエーションが可能です。
シルクスクリーン
刷り版
焼 印
アカマツ
昔からりんご箱に使われている、木肌や木目が美しい素材です。
杉
松材よりも少し赤みがかった色合い。杉の木の質感が人気です。
青森ひば
森林浴をしているような気分にさせる、ひばの匂いが気持ちいい高級素材。
合板
針葉樹の坂を張り合わせた素材。強度に優れ低コスト。
TYPE
Atype
W(幅)とD(奥行)比率を現代風にアレンジ
Btype
昔ながらのりんご箱比率で縦横の組み合わせが便利
木に触れて木の温かみを感じてほしい。
「ワークショップ」、「木育」を通して
地域活動を行っています。
りんご箱にはプラスチック製もありますが、なぜか青森では今も木箱が主流です。大事に育てたりんごを木のぬくもりで包み、そしてより赤くより美しく届けたいという思いが、今も変わらず使われている理由なのではないでしょうか。そんな地域の風土が生んだ文化を大切にし、子供たちの豊かな感性を育てる「木育*」の一環として、ワークショップなどさまざまな地域活動を積極的に行っています。
また木箱の持つ風合いのやさしさや美しさは多くの人に共感され、お部屋の収納や店舗・マルシェのディスプレイ用什器としてだけではなく、最近では各種イベントでも活用されています。
青森県といえば、やはり「りんご」。ここ青森では明治時代からりんごの出荷用として木箱が使われ、今でも秋になると市場や店頭、りんご園から集果場へ向かう軽トラックの荷台など、街のあちこちで「木箱」を目にします。
私たち「木のはこ屋」の母体である「青森資材うばさわ」は、リンゴの出荷用として年間40万箱の木箱を製造し、創業以来りんご産業の一端を支えてきました。
古くから使われ続け、天然木で作られる生活の道具に着目し、現代の生活の様々な場面で木箱を使用できるのではないか。私たちはそう考え、産業としてのりんご箱から「生活の中の木箱」として、新たな企画・開発を提案しています。