ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン福島高専インキュベーションルーム〜学生たちの未来を形にする空間(第2部)

ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2025.06.10

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#583-161

 

 

 

不安や恐れのない皆んなが

幸福に生きられる社会

 

 

 

地球に優しい循環型システム

エコタウン創りに邁進する

 

 

 

青森の未来を考える会

代表の姥澤(うばさわ)です✨️

 

 

 

新年度とともに、
立ち上がった福島高専の

 

 

 

「インキュベーションルーム」

プロジェクト!

 

 

 

今回は、オーダーの「木ばこ」が

どのように使われているのか、

 

 

 

具体的な活用例や、

空間づくりにおける工夫を

ご紹介していきます😊

 

 

 

 

 

 

 

「使い方は学生が決める」

 

実はこの空間

完成形がありません。

 

 

 

というのも

設計を担当した

佐藤民部先生の考えで、

 

 

 

 

 

 

 

 

「用途を決めすぎない」という

発想があったからです。

 

 

 

「ガチガチに用途を決めてしまうと、

発想が広がらない。

 

あえて未完成にして

学生が関わる余地を残したんです」

 

と佐藤先生

 

 

 

 

 

カフェのような居心地のよさを

意識したレイアウトと

 

 

 

自由に動かせる「木ばこ」の什器は

「自分たちの空間」として

 

 

 

学生が主体的に関われるよう

工夫されています🤔 

 

 

 

実際に学生からは

 

「ここって誰でも使っていいんですか?」

「おしゃれですね!」といった

声が寄せられているとのこと。

 

 

 

特に縦に積まれた「木ばこ」

(カウンター・テーブル)は、

 

 

 

 

 

 

 

自然と肘掛けになったり、

立ち話や打ち合わせできたり、

 

 

思い思いの過ごし方が

されているようです。

 

 

 

 

設計と素材へのこだわり

 

 

今回納入した「木ばこ」には

福島高専のロゴが

プリントされています。

 

 

 

 

 

 

 

これは、佐藤先生が

フォントデザイン会社の承諾を得て、

 

 

 

空間のイメージに合うように

デザインしたもの。

 

 

 

教育施設でありながら、

柔らかく品のある雰囲気を

醸し出す仕掛けのひとつです。

 

 

 

さらに、使われている材は

天然木の「アカマツ材」

 

 

 

杉やヒノキに比べて

やや重みがあり

安定感もあるため、

 

 

 

什器としての機能性にも

優れています。

 

 

 

 

 

 

「自然素材なので、

工業製品に比べると

 

多少の誤差はあるものの

許容範囲のウチ」と

現場でも評判は上々でした。

 

 

 

特命助教の

金子先生いわく

 

 

「教室で使うときも、

学生が思わず手を触れるんですよね。

 

自然と行動が変わるというか、

木の什器が場の空気を

つくってくれるんです」

 

 

 

 

 

 

 

これは、単なる家具ではなく、

“学びの媒介”としての「木ばこ」の力が

発揮されている証拠かもしれません。

 

 

 

自分で「作る」体験が生む愛着

 

興味深いのは、

設計者である佐藤先生ご自身も、

 

 

 

この「木ばこ」を組み立てに

現場へ足を運んだということ。

 

 

 

「自分でも組んでみたかった」

 

と語るその表情は、

新たな試みにトライする

ワクワクした感じを受けました😊

 

 

 

 

 

 

 

 

塗装やレイアウトにも

手を加えながら、

空間を“育てて”いく感覚。

 

 

 

それが、教育施設でありながらも

どこか親しみやすく、

 

 

 

「みんなでつくる場」としての

魅力につながっているのかもしれません。

 

 

 

次回はいよいよ最終回。

 

 

この空間が持つ

“未来への可能性”について、

 

 

 

学生・教職員・地域との関わりや、

今後の展望も交えてお届けします。

 

 

 

どうぞお楽しみに。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます😊

 

 

 

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