ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン『モモ』からの伝言(3)〜叶ってしまった夢が、地獄になる

ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.08.21

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#1020-598

 

 

 

不安や恐れのないみんなが

安心して幸福に暮らせる社会

 

 

 

 

地球に優しい循環型システム

エコタウン創りに邁進する

 

 

 

 

青森の未来を考える会

代表の姥澤(うばさわ)です✨️

 

 

 

 

 

『モモ』からの伝言(2)〜削られたのは、お金にならない時間だった

 

 

 

前回のつづき

 

 

 

 

モモには、

親友が二人いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとりは道路掃除の ベッポおじさん。

もうひとりが、 観光ガイドのジジです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジジは驚くほど口が達者で、

 いつもみんなを笑わせている 陽気な若者でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも実は、 

正規のガイドではありません。

 

 

 

 

観光客を見つけては近づいて、 

ありもしない人物や事件を 並べ立てる。

 

 

 

 

まるっきりの作り話です。

それがあまりに上手いので、 

観光客は本当の歴史だと信じ込む。

 

 

 

 

感心している彼らの前に 

そっと帽子を差し出して、 

お金をもらうわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなジジには、 

大きな夢がありました。

 

 

 

 

有名になって、

お金持ちになること。

 

 

 

 

誰に笑われても必ず叶えてみせると、 

大きな声で叫んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして——彼は、 

本当にその夢を叶えます。

 

 

 

 

モモが町を離れていた 一年のあいだに、

ジジは大スターに なっていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、その成功の裏には 

灰色の男たちがいました。

 

 

 

 

彼らが影で糸を引き、 

ジジをスターに担ぎ上げ、 

操り人形にしていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに再会したジジは、 

こう言いました。

 

 

 

 

人生で一番危険なことは、 

叶えられるはずのない夢が 

叶えられてしまうことなんだ。

 

 

 

 

僕にはもう夢が残っていない。 

だけど夢もなしに貧乏でいるなんて嫌だ。 

 

 

 

 

それじゃあ地獄だよ。 

だから今のままの方がまだマシなんだ。

 

 

 

 

 

ジジが奪われたのは、 

時間だけではありませんでした。

 

 

 

 

自分の時間を

どう使うかを 決める権利。

 

 

 

 

つまり、

自由な意思そのものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分刻みで追い立てられ、 

やりたいこともやれない。 

やめたいこともやめられない。

 

 

 

 

彼はもう、

ひとりの人間ではなく

 

 

 

 

ひとつの商品としてしか 

生きられなくなっていました。

 

 

 

 

モモは、ただじっと 

見つめることしかできません。

 

 

 

 

本人に何とかしようという 意思がない以上、 

助けようがなかったんです。

 

 

 

 

ワタシ、ここが この物語で

いちばん怖いところだと 思っています。

 

 

 

 

灰色の男たちは、 

失敗させて人を壊すんじゃない。

 

 

 

 

成功させて壊す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回からは、いよいよ 

エンデ本人の話に入ります。

 

 

 

 

なぜ童話作家が、 

お金を告発したのか?

 

 

 

 

最後までお読みいただき、 

ありがとうございます✨️

 

 

 

 

 

———————東條英利氏特別講演会のお知らせ———————

 

 

【8/29 弘前】東條英機の曾孫・東條英利氏が語る「戦争の記憶と、和解、そして未来」

一つの家族が歩んだ、日本の近代史。

そして2026年5月、真珠湾で結ばれた「日米 心の和解」——。

 

第40代内閣総理大臣・東條英機の直系の曾孫である東條英利氏を弘前にお迎えし、特別講演会を開催します。

「あの戦争は何だったのか」 東條家に生まれた一人の人間が、家族の歴史とどう向き合い、これからの日本に何を託そうとしているのか?

 

歴史を越えて和解へと至る道のりを、ご本人の言葉で語っていただきます。

立場や世代を越えて、私たち一人ひとりが「これから」を考える時間です。

青森の未来を、ともに考えていきましょう。

 

 

▼日時:8月29日(土)18:00〜(開場17:30)

▼会場:弘前市立観光館

▼参加費:講演会3,500円/懇親会つき9,000円

詳細・お申し込みはコチラ(先着100名まで)

https://peatix.com/event/5106845

 

 

 

 

 

 

 

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