劇的に変わる!ある一つの方法を使ったオフィス改造法

木のはこ屋コラム 2020.06.12

なぜ、オフィス内は散らかっていくのか?

毎日の仕事が忙しく、オフィス内を片付ける時間がない。書類やカタログ、商品サンプルなど、どんどん溜まっていく一方で、オフィスの面積は変わらないため、室内がだんだん狭くなっていく。もっと、広いオフィスに引っ越したいが、そこまでやるのは資金的に余裕がない。

どうしたらいいのか、答えが見つからないまま、現在に至っている。今流行のおしゃれなオフィスにも憧れるが、時間的にもそこまでやっているヒマはない。

私たち日本人は、実は学校で部屋の片付け方を習っていないのです。

なので、片付け方が分からなくて当たり前とも言えます。そんなの教わるまでもない。部屋の片付けなんか習わなくても、誰でも出来る!と仰る方もいるでしょう。しかし、小学校の家庭科では、料理や裁縫は教科として教えていても、「片付け方」や「収納術」といった部屋の片付け方法を教わっていないのは紛れもない事実なのです。

モノが捨てられない…

しかも、やっかいなことに日本人の美徳である「もったいない」の精神や、「モノを永く大事に使う」といった古くからの慣習が、モノを捨てるという行為に罪悪感を感じてしまう為、「まだ使える物だから、取っておこう」とモノを整理することにブレーキが掛かってしまうのです。
モノを整理していて、捨てるか取っておくか二者択一になった時、「いざという時あれば便利だし、また買うのはもったいない。とりあえず、残しておこう」と全く無くなってしまう状態を避け、残しておこうとするのは、ある意味、人間の防衛本能が働いているからかもしれません。

室内が片付かない本当の理由

モノは時間の経過とともに自然に増えていきます。メーカーから送られてくるカタログ、仕事していくとどんどん溜まっていく書類の山。サンプルや試作品、PC機器や小物類。だけど、減らすのは能動的に自らが行動して整理整頓していかないと、決して減ることはありません。

毎日を忙しく仕事しているとすれば、モノが増えて、乱雑になっていくの自然なことなのです。ですから、片付かなくて当たり前なんです。

ほっとくとどうなるのか?


オフィス内や書棚がパンパンになって、あふれ出し、乱雑に散らかって、収拾のつかない状態となります。

モノは自然増殖していくので、普通に仕事をしているだけで、オフィス内はモノで溢れかえり、散らかっていくということです。

捨てているつもりなのに、なぜ片付かない?

そんなにモノを捨てられない性格でもないのになぜ片付かないのか?
もしくは、乱雑に散らかっているように見えるのはなぜなのか?

それは、、、
モノのアドレス(住所)がないから。

モノの帰る場所がなかったり、分からなかったりする場合、「取りあえず、ココに置いておこう」と適当な所に置いてしまいます。

取りあえずココ、取りあえずココとあちらこちらにモノを置いていくと、帰る場所のないモノたちが、「散らかっている」というレッテルを貼られ、そこらじゅうに散乱した状態となって、問題化してしまうのです。

どうしたら片付いて、スッキリする?

Set Address!(住所を設定する)

モノの帰る場所を作ってあげることで、見違えるように片付いていきます。

要は帰る家のないホームレス状態となっているモノたちに休める居場所を作ってあげるのです。物を大切にあつかえば、その持ち主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持ち主に反抗します。いい仕事をする職人さんは、道具をきれいに整理して、手入れを怠りません。大事にされている道具は手足となって、良い働きをしてくれます。

整理整頓の手順

手順1)モノの仕分け

①使える物と使えない物に分ける。
使えないものは処分しましょう。

②要るモノと要らないモノに分ける。
古いカタログやサンプル、電子化された書類などはシュレッダー行き。
現在進行中の仕事に関する書類は保存するとしても、過去のプロジェクト等はPDF化するなどして、ファイルを減らしていくと、デスク周りや書棚がスッキリしてきます。

手順2)セットアドレス(場所を決める)

モノの帰る場所を設定します。

木箱の表面にスタンプやテプラを使って、カテゴリー(分類)名を印字すると、社内の人が見つけやすくなります。

収納例

  • 本、書類、カタログ類 → 木箱シェルフ
  • 文房具、スタンプ、小物類 → 引出し(小)
  • コピー用紙、ラミネートフィルム等 → 引出し(中)
  • PC機器、試作品、掃除用品等 → 引出し(大)

手順3)収納していく


設定した場所にモノを収納していきます。

物の整理は心の整理

散らかっている部屋を片付けて、そうじを終えると、気持ちがスッキリしますよね?

散らかっている室内やデスク周りというのは、心の状態を表すバロメーターでもあります。

頭の中が散らかっていると、落ち着きがなく、イライラしてしまいます。

物を整理するというのは、心を整理することになり、仕事に集中できるようになるのです。

木箱を使ってオフィスを劇的にキレイにスッキリさせる!

1.壁際の幅と高さを計測し、最適な寸法を出します。

2.セットでご購入いただくとお得になりますので、ご希望のサイズに合わせてお選びください。
  引き出しの種類も4タイプございます。


3.商品が届いたらダンボールから取り出し、下に台輪、チェスト、シェルフの順に積み上げていきます。
(木箱は完成された状態で届きますので、箱から取り出してすぐに使用できます)

4.前述の手順通り、モノを仕分けし、シェルフとチェストに収納していきます。
(カテゴリーごとのインデックスも忘れず、入れるようにしてください)

スッキリ整理された環境は、人を笑顔にする

明るく洗練されたオフィスで、スタッフは活き活きと仕事し、社内は笑顔に包まれます。

社員はより一層やる気を出し、エネルギーをみなぎらせながら、仕事に邁進し、どんどん成果を上げていきます。

プロジェクトを始めるなら、まずは環境整備からはじめてみませんか?

環境整備の効果

  • 環境が整うと心も落ち着き、仕事に集中できるようになります。
  • モノを探す無駄な時間がなくなります。
  • 集中力が増し、作業効率が上がります。
  • 備品などを二重に購入する無駄がなくなります。
  • 社内が明るく、スッキリし、落ち着いた雰囲気に変わります。

引き出しの木箱は、国産アカマツの無垢材です。天然木は人を癒やしてくれる効果があり、無塗装のままご使用されることをオススメしております。なぜなら、木の温もりや木の質感を触れて感じるには、無塗装でなければ直接感じることができないからです。(日本人は建築も調度品も木を使う文化があり、障子や柱、鴨居なども無垢材を無塗装のままで使っています)

引き出し本体の箱やシェルフには、建築の構造用合板をそのまま使用していますので、JASのスタンプなどが押されたままで、仕上げ加工もしておりません。塗装や仕上げ加工をしてしまうとコストアップになってしまう為、あえて加工できる要素を残してラフなまま提供しております。

仕上げされたものをご希望の場合は、塗装仕上げのものをご購入ください。

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