ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン『万人幸福の栞』第四条 万象我師⑤〜鏡から「師」へ
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.08.07
#1006-584
不安や恐れのないみんなが
安心して幸福に暮らせる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
第四条は、
ここで大きく向きを変えます。
「それだけではない。私をとりまく大自然は、ただわが鏡というそれだけではない」
「求めれば、何事でも教えてくれないものはない、無上のわが師である」
鏡から、師へ。
映すだけの存在から、教える存在へ。
『解説』に、
H子さんという方の話があります。
洋裁のできる人で、
幼な子を一人抱えた若い未亡人でした。
ご主人を、
急病で亡くしたばかりです。
悲しくてならず、
一度に年をとってしまったような気がして、
毎日机にもたれ、じっと窓の外を眺めていました。
胸に浮かぶのは、
亡くなったご主人の面影ばかり。
なぜ死んだのだろう?
神も仏もあるものか。
何をする気も起こらないまま、
死んだような気持ちで日を送っていたそうです。
夏の盛りのことでした。
ふと見ると、
窓のすぐそばの青桐の葉が、
枯れていたのです。
まだ枯れる時期ではありません。
出て行って調べても、虫はついていない。
不思議なことに、
裏庭には同じ青桐が二本あって、
そちらはみずみずしい青葉を広げています。
枯れていたのは、
彼女が毎日座っている
窓の下の一本だけでした。
そのころ、叔母さんが訪ねてきて、
こう言います。
「そんなに元気をなくしていてはいけない。あなた自身が病気になってしまう」
「亡くなったご主人の魂は、天からあなたの様子を眺めて、もっとはつらつとしていてくれと祈っているかもしれませんよ」
H子さんはハッとしました。
夫は生きているとき、いつも朗らかだった。
こうしてしおれている姿を、
決して喜んではいないだろう。
よし、明日から元気を出して働こう。
夫の忘れ形見を、立派に育てよう。
翌日から、朝早く起き、家事をし、
洋裁の勉強を懸命に始めました。
悲しみは消えません。
それはそれとして、再出発が始まったのです。
やがて涼しい風が
吹き始めるころ。
ふと気づくと、窓の外の青桐が、
青々と茂っていたのです。
彼女は驚きました。
あの枯れ葉が、いつの間に。
丸山竹秋先生は、
ここで大切なことを書いておられます。
青桐が枯れたと気になったそのときに、「これは自分の枯れた心の反映だ、元気に働こう」と悟ること。それを「教えられる」というのだ、と。
そして、こう続きます。
求めなければ、それと知ることはできない。
すなわち、教えられることもない。
叔母さんに言われなくても、
青桐はずっと教えていたのです。
万象は師である。
けれどこの師は、尋ねればホイホイ
教えてくれるわけではありません。
五感を開き、心を純一無雑にして、
真心から求めること。
私の窓の外には、今、
何が立っているでしょうか?
弥栄✨️
最後までお読みいただき、
ありがとうございます😊







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