ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン『万人幸福の栞』第四条 万象我師③〜鏡を拭いても、顔の墨は落ちない
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.08.05
#1004-582
不安や恐れのないみんなが
安心して幸福に暮らせる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
第四条で、
いちばん有名な一節です。
「今日までは、相手の人を直そうとした。鏡に向って、顔の墨をけすに、ガラスをふこうとしていたので、一こうにおちぬ」

顔に墨がついている。
鏡を見て気づく。
そして――鏡を拭く。
拭いても拭いても、墨は落ちません。
当たり前です。
「自分の顔をぬぐえばよい」

ここの章を読んだ時、
ビジネス書でベストセラーになった「7つの習慣」の
”In side out(インサイドアウト)”を思い出しました。
外側を変えようとするのではなく、
自分の心や行動を変える。
「7つの習慣」が1996年に日本で初版が発行されたので、
それよりも50年近く前に「万人幸福の栞」にて、
法則を説いていたことになります💡
『解説』には、
実例がいくつも出てきます。
Aさんのお子さんは小学三年生
三、四カ月前から、
ぱたりと勉強しなくなりました。

母親が叱れば叱るほど、反抗する。
原因はどこにあったか?
同じ三、四カ月前から、
父親が商売を怠けてぶらぶら遊んでいたのです。

なすべきことをせずに遊んでいる姿が、
親子でそっくりだった。
そして母親の「させよう」という強制が、
子の「するまい」という反抗にそのまま映っていた。
父親が仕事に打ち込み、
母親がガミガミをやめる。
すると子どもは、誰にも言われずに
勉強を始めたそうです。
夫婦の話も出てきます。
夫は「家内は陰性強情だ」と言い、
妻は「こんな人と結婚しなければよかった」と言う。

丸山竹秋先生の見立ては、
こうです。
第一に、我意を押し通そうとする点が双方まったく同じ。
第二に、気難しいところが同じ。
鏡に照らし合わせたように、
同じものが向かい合っている。
先に我意我情を捨てたら損だと考えるなら、
それは間違いです。
むしろ、
先に優しくした方が偉いのです。

いちばん心に残ったのは、
Eさんの話でした。
村一番の資産家で、有名なしわん坊(けちな人)。
祭りに一銭も出さない。
ある年、お神輿がE家の垣根にぶつけられ、
門も塀も壊されてしまいます。

警察に訴えても、
誰の仕業かわからない。
腹を立てていたEさんは、
やがて冷静になり、こう考えます。
まず自分の気持ちを
変えていく必要がある。
朝起きたら、
家の前を掃くついでに隣の前まで掃く。

会えばにこにこ挨拶する。
村の行事に進んで寄附をする。
慶弔には心を尽くす。
やがて村人の好感を得て、
選挙にかつがれ、
村長に当選するまでになりました。

人を変えようとするより、
まず自分が変わればよい。
そうすれば、責めることも、
恨むことも要らなくなる。
とはいえ、
これは知識ではなく実践です。
知っただけでは、
何にもならない。

そして次回は、
この鏡が人だけではないという話に入ります。
弥栄✨️
最後までお読みいただき、
ありがとうございます😊







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