ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン循環するエコタウン構想MTG―その1 ゼロ・ウェイストの先進地・上勝町から学ぶ、地域循環型社会のはじめ方
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2025.05.11
#553-131
不安や恐れのない皆んなが
幸福に生きられる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
先日、循環する
エコタウン構想に向けた
取り組みの一環として、
大谷耕蒔さんと
Zoomでお話しする
機会をいただきました😊
テーマは、「ごみ」ではなく
「資源」として町の未来を
デザインすること。
特に、徳島県上勝町の
「ゼロ・ウェイスト」の実践例には
多くのヒントがありました💡
上勝町では
2003年に日本で初めて
「ゼロ・ウェイスト宣言」を掲げ、
現在では45種類に及ぶ
分別を町ぐるみで徹底。
リサイクル率は
80%を超え、
焼却も埋立ても“ゼロ”を
目指す自治体として
全国から注目を
集めています🔎
ここまでの取り組みが
可能になった背景には、
行政・住民・事業者が
一体となり
「ゴミ問題を
資源循環の問題」と
捉え直したことが
大きいと感じます🤔
大谷さんからも、
成功事例があると
行政が動きやすくなる
という話がありました。
たとえば
「県内初の試み」や
「町長自ら取り組む」
などの旗印があると、
行政内部でも理解が
進みやすいそうです。
こうした“物語性”
のある事例は、
地域内外への
発信力にもつながります📣
また、
元横浜市長で
現環境副大臣の
中田宏氏が市長時代に行った、
徹底的なごみ分別と
焼却施設の統廃合の話も
紹介されました。
3年間の周到な準備と
市民参加によって、
焼却炉を2基廃止し、
ごみの大幅な減量化を実現。
これは「焼却ありき」の
都市政策から脱却し、
資源循環の方向へ
大きく舵を切った
象徴的な例です🧐
私たちの町においても、
こうした先進事例を
ただ模倣するのではなく、
「地域の特性」に応じた仕組みに
落とし込むことが大切です。
たとえば資源ごみを回収して
得られた売却益を
地域通貨や商品券の形で
住民に還元する仕組み📕
単なる環境美化にとどまらず、
「楽しくてお得な行動」として、
ごみ分別やリサイクルを
暮らしの中に
根づかせるアイデアです💡
「ごみを出さないこと」が
“我慢”ではなく
“かっこいい”
ライフスタイルに変わっていく──。
そんな未来を目指して、
まずはできるところから、
町と一緒に
動いていきたいと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございます😊