ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザインドームハウス建築を訪ねて(3)〜八ヶ岳の別荘地
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.01.23
#810-388
不安や恐れのない全ての人が
幸福に生きられる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
前号からのつづき
ドームハウス建築を訪ねて(2)~ドームハウス「わとわの杜」を訪問
https://www.kinohakoya.com/blog/ドームハウス建築を訪ねて(2)〜ドームハウス/
「わとわの杜」を見学したあと、
数件、杉山さんが手掛けた
ドームハウス建築を回ってもらった。
この辺の地域は、
いわゆる一般的な住宅地とは
少し雰囲気が違います。
建物がぎゅっと密集しておらず、
ひとつひとつの敷地に
ゆとりがあって、とてもおおらか。

しかも、明らかに
「これは…かなりお金かかってそうだな」と感じる、
素敵な建物があちこちに建っています。
ここは八ヶ岳の
別荘地としても知られるエリア。
なぜ、こんな景観が
自然に保たれているのか?
少し気になって調べてみると、
なるほどと思う理由がありました。

実はこの北杜市周辺、
多くのエリアが
「都市計画区域外」にあたります。
都市部のような
用途地域の指定がなく、
住宅にも別荘にも使いやすい
土地が多いのが特徴です。
とはいえ、何でも自由に
建てられるわけではありません。
八ヶ岳や高原の景観を守るため、
北杜市独自の景観条例が設けられていて、
建物の高さや外観、色合い、
緑地の確保などについて、
一定の基準が定められています。
建ぺい率や容積率も低めに
抑えられているため、
結果として建物の密度が下がり、
隣家との距離が自然と生まれる。

この“別荘地らしい風景”は、
意図的につくられた環境でもあるようです。
加えて、農地や森林が多く、
インフラも都市部ほど整っていないため、
実務的にも広めの区画の方が扱いやすい。
景観と暮らし、
その両方の事情が重なって、
今の穏やかな風景が
形づくられているのだと感じました。
その後、話題は
「キブツ八ヶ岳」の滝沢泰平さんの話に。

そこのドームハウス建築も
杉山さんが手掛けたと聞き、
思わず反応。
YouTubeでもよく観ていて、
番組の中でも印象的に
ドーム建築が映し出されています。

実際に到着してみると、
高台の見晴らしのいい場所に、
地形をうまく活かした
ドームハウスが建っていました。
岩をまたぐように階段や
ウッドデッキが構成されていて、
どこかフランク・ロイド・ライトの
「落水荘」を思わせる雰囲気。

しかも、かなり大きい。
直径15メートルの
ドームだそうです。
ドームハウスは球体なので、
「直径◯メートル」という表現が、
そのままスケール感になります。

直径が決まると、
高さも自然と決まってくる。
この建物は住宅ではなく、
多目的に使えるスペースになっていて、
ヨガ教室やさまざまな
イベントが開催されているとのこと。
中に入ると、
まるで体育館のような広さ。

思わず、「ひろっ!」
と声が出ました。
三角形のフレームを組み合わせ、
五角形や六角形が生まれ、
それらのパネルをつないで
球体の空間が構成されていく。

杉山さんの説明を
聞きながら見学していると、
ちょうど仕事を終えた
わだ先生も現場に合流。
ドームハウス建築について、
構造の話から思想的な部分まで、

あれこれと興味深い話を
伺うことができました。
次号につづく。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます😊







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