ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン『万人幸福の栞』第3条「運命自招」 ②〜すてておいて出来る仕事はない
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.07.09
#977-555
不安や恐れのないみんなが
安心して幸福に暮らせる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
前回、「運が悪かった」の一言で
自分の外側に原因を置いてしまう
そんな自分に
気づいたところで終わりました。
では、そこから
どう考えればいいのか?
丸山敏雄先生は、
いきなり精神論を持ち出しません。
まず、自然を見よ
と言うのです。
『万人幸福の栞』第三条の
本文は続きます。
「自然現象は定った法則に従って、一糸乱れず運んでいる」(三四頁)

風が吹けば波が立つ。
原因があって、結果がある。
そこに例外はない。
丸山竹秋先生も『解説』で、
これを因果の法則(law of causality)
だと明快に説いています。
物理法則も化学法則も、
すべて整然と正しく動いている、と(八八頁)

なるほど、
自然は法則通りだ。
ならば人間も、決められた法則の中を流されていくだけなのか?
ところが本文は、
ここで見事に切り返します。
「天候に大部分の運命がかかったように見える農業や漁業でさえ、ほうっておいては田畑は草野となり、魚群はにげてしまう」(三四頁)

農業と漁業
人間の営みのなかで、
いちばん「天まかせ」に見える仕事です。
日照りが来れば作物は枯れる。
時化(しけ)が続けば船は出せない。
まさに「運は天にあり」
の世界に思えます。

その農業や漁業でさえ、
手を離せば終わりなのです。
田んぼを一年放っておけば、
そこはもう田んぼではありません。
ただの草っ原です。

魚は、待っていれば
網に入ってくれるわけではない。
天候という「どうにもならないもの」があるからこそ、
人はどうにかなる部分に全力を注いできた。
それが農であり、漁でした。
「まして生産も交通も、教育も宗教も、何一つすてておいてできることはない」(三四〜三五頁)

竹秋先生の『解説』は
さらに踏み込みます。
教育とは、人を学ばしめ、習わしめて、
その人の持っているよいところを引き出すこと。
宗教も同じで、神仏を信ずるならば、
自ら礼拝し、信仰を表明しなければならない。
礼拝所をつくるならば、それだけの努力がいる(八九頁)。

信仰でさえ、
すてておいては成り立たない。
つまりこういうことです。
自然に法則があることと、
人間が無力であることは、
まったく別の話なのです。
法則があるからこそ、
種を蒔けば芽が出る。
手入れをすれば実る。

法則があるということは、努力が必ず結果に結びつく
ということでもあります。
「決まっているから、どうしようもない」ではない。
「決まっているから、こうすればこうなる」なのです。
私の仕事も、私の家庭も、私の人生も
すてておいて出来ることは、何一つない。
当たり前のことです。

でも、その当たり前を忘れたときに、
人は「運が悪かった」とつぶやくのでしょう。
次回は、では具体的にどう運を開くのか?
先人が遺した三つの言葉を訪ねます。
弥栄✨️
最後までお読みいただき、
ありがとうございます😊







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