ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン『万人幸福の栞』第3条「運命自招」③〜運を開く三つの言葉
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.07.10
#978-556
不安や恐れのないみんなが
安心して幸福に暮らせる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
「すてておいて出来る仕事は、何一つない」
前回はそこまで来ました。
ならば、具体的にどうすればいいのか?
第三条の本文は、ここから急に
世界を旅し始めます。

丸山敏雄先生が引いてくるのは、
ローマの詩人、フランスの医師、
そして西洋の古い諺です。
一つめ。
「運は勇者を寵愛す」(ヴァージル)
古代ローマ最大の詩人、
ウェルギリウス。

竹秋先生の『解説』によれば、
運命は勇気のある人を愛しているのだと、運命を人にたとえて述べている(九〇頁)
勇気のある人には訪れてくるが、
勇気のない人からは逃げてゆく。
……運のほうが、こちらを見ている。
そう思うと、背筋が伸びます。
二つめ。
「機会(チャンス)は前頭だけに毛髪があり、後頭ははげている」(ラブレー)
中世フランスの医学者にして物語作家、
フランソワ・ラブレー。

この一句は、
いつ読んでも笑ってしまいます。
チャンスという「人」を頭にたとえてみると、
前頭だけに
中村正直の翻訳が明治四年に
『西国立志編』として刊行され、
大ベストセラーとなった本の、
その第一章の書き出しがこの一句です。

竹秋先生の『解説』には、
こんな訳文が添えられています。
Heaven helps those who help themselves.
人に助けてもらおうとせず、自分で自分を助けてゆく人を、天の神は助ける。
自分ではやらないでおいて、
人の助力を待っているような人には、
天は力を貸してくれない(九〇頁)
本文の一文が、
静かに、しかし冷たく響きます。
「ぐずぐずして、いくらその時があっても手を出さぬ。何か困ることがあると、ぐったりしてすぐ止める。これは世の弱者であり、敗残者である」(三六頁)

さて。この三つを、
敏秋先生は『万人幸福の栞を読む』で
三つのポイントに整理してくださいました(九九頁)。
① 毅然と立って行なう 強い意志をもって、いささかも動揺することなく。
② 目の前のあらゆる機会をとらえる チャンスとあらばグズグズせずにすぐさま行動する。
③ 目的に向かって終始一貫やりぬく やると決めたらその目的を達成するまで怠ることなくやりつづける。
そして敏秋先生は、
こう書き添えます。
たとえピンチに陥ってもいや、ピンチに陥ったときこそが、運命を切り開くチャンス、成功の栄冠を勝ち取る絶好の機会にほかなりません。

本文は、こう締めくくっています。
「目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、一度こうと目的を定めたら、終始一貫やってやりぬく人、これが世に言う成功者である。」(三五頁)
読みながら、
私は自分の一日を振り返ります。

今日、私の前を通り過ぎていった
「前髪」は、いくつあったでしょうか。
声をかけようと思ってやめた人。
やろうと思って明日に回した仕事。
一度にがしたら、
神様でも捕まえられない。
……明日は、
手を伸ばそうと思います。

次回は、この三つの言葉を
身をもって生きた人々を訪ねます。
目が見えず、耳が聞こえず、
話せなかった人たちの話です。
弥栄✨️
最後までお読みいただき、
ありがとうございます😊







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