ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン【第2部】『SAND LAND』が教えてくれたこと〜奪われたものに気づくとき
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2025.05.22
#564-142
不安や恐れのない皆んなが
幸福に生きられる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
「水」が命を支えるものなら、
それを奪われた時、
人はどうやって
生きていくのでしょうか❓️
『SAND LAND』の舞台は、
そんな問いを突きつける世界です🏜️
王国は軍を使って水を独占し、
それを高額で売ることで
民を支配しています。
「必要なものを必要なだけ使う」
という当たり前の感覚が、
そこにはもうありません💥
人々は乾ききった砂漠で、
今日を生きるのがやっと。
中には軍のやり方に
疑問を持ちながらも、
仕方ないと
目を伏せている者も多いのです。
これって、どこかで見た
光景だなと思ったんです🤔
たとえば今の社会🏢
食糧やエネルギー、
医療や教育といった
“生きるために
必要なもの”が、
どこか遠いところで
誰かの手によって管理され、
操作されている😈
値上げや供給不足の
ニュースを見ながら、
「またか」と
ため息をついて、
私たちはそれに
従うしかないと
思い込んで
いないでしょうか❓️
『SAND LAND』の
登場人物たちも、
最初はそうでした。
でも、ラオという
元軍人の老人が、
「本当の水源がある」と
信じて旅に出たとき、
すべてが少しずつ
動き出します💫
敵だったはずの魔物
ベルゼブブとシーフが
手を取り合い、
彼らは軍の追跡を
かいくぐりながら、
引用:鳥山明 SAND LAND 完全版 集英社
失われた真実を探していく🚘
道中で出会う人々や、
かつての戦争の記録から
明らかになるのは、
この世界の「不自然な乾き」が、
偶然ではなく人為的に
作られたものだという事実です💡
水が、命が、
誰かの利益のために
コントロールされている⁉️
それに気づいたとき、
彼らはもう黙っては
いられませんでした🗯️
ベルゼブブは魔物でありながら
人間に対しても理解を示し、
ラオはかつての軍の
罪を悔いながら
新しい未来を模索する✨️
立場も種族も越えて、
「奪われたものに気づいた者同士」が
力を合わせていく姿に、
今の私たちが学ぶべき何かが
あるように思えてなりません。。
引用:鳥山明 SAND LAND 完全版 集英社
『SAND LAND』は、
「目覚め」の物語でもあります🧐
ただ不満を持つだけではなく、
その正体を知り、行動すること💨
諦めずに声を上げ、
共に歩く仲間を見つけること!
乾いた世界を潤すのは、
もしかしたら水よりも
先に「気づき」なのかもしれません。
最後までお読みいただき
ありがとうございます😊