ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザインおがくずを肥料に変える方法【後編】〜仕込んで60日。森の香りがする黒い土ができた0円農業・実践編
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.05.09
#916-494
不安や恐れのないみんなが
安心して幸福に暮らせる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
前編・中編では、おがくずが
なぜ土を育てる資材になるのか?
その理由をお伝えしました。
今回はいよいよ実践です。
工場のおがくずと
コイン精米所の米ぬかで、
本当に荒れた空地が
野菜の育つ畑になるのか?
まず大事なのが
材料選びです。
おがくずは必ず、
塗装・防腐剤・ 接着剤などの
化学処理がされていない
無垢材のものに限ること。

合板や加工材には
薬剤が含まれている場合があります。
土に入れるものだからこそ、
ここは絶対に妥協しません。
当社のパレット製造で
出るおがくずは無垢材なので、
その点は安心です😊
黄金比率は
「おがくず10:米ぬか3」
全体が均一な黄色みを帯びるまで
スコップでよく混ぜます。

次が一番失敗しやすい
水分の調整です。
ひとつかみ手で
強く握ってみて、
指の間から水が
ポタポタ落ちる→水分多すぎ。
手を開いたら
パサパサと崩れる→乾燥しすぎ。
ギリギリお団子の形が保たれて、
しっとりしているけど水は垂れない。

このスポンジのような感触が
水分60%のサインです🙌
水分が整ったら、
雨の当たらない場所に
高さ50cm以上に積み上げて
シートで覆います。

あとは微生物たちに
働いてもらうだけ。
仕込んでから約48時間後、
山に手を差し込むと、
火も使っていないのに、
熱くなっているはずです!!

60〜70度近くまで
上がることもあります🔥
微生物が猛烈に増殖している
“生命の熱”です🌡️
この高温が数日続くことで
雑草の種も病原菌も死滅します。
数日後、表面に
白い粉のようなものが出たら
それは放線菌。

土を豊かにする有益菌が
増えている証拠です✨️
1週間に1回、
外側と内側を入れ替える
「切り返し」で
空気を送り込みます。

これを繰り返すこと
60〜90日。
米ぬかや木の匂いは
完全に消えて、
雨上がりの森の奥のような
甘く清んだ土の香りがしてきます🌿

色は深く黒々として、
触ればふかふかとほどける感触。
ゴミだと思っていたものが、
畑の土台をつくる資材に変わった瞬間です。
“農”は人の営みの原点。
もったいない精神と
自然のメカニズムが
交わるところに、
本当の豊かさがある。

そう感じています。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます😊







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