ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザインおがくずを肥料に変える方法【中編】〜微生物と炭素と窒素の話
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2026.05.08
#915-493
不安や恐れのないみんなが
安心して幸福に暮らせる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
前回は、生のおがくずをそのまま
土に入れてはいけない理由をお話ししました。
今回はその続きです。
おがくずはなぜ、
正しく処理すれば 最高の有機資材になるのか?
そのメカニズムをできるだけ
わかりやすくお伝えします💡
おがくずの本質は
炭素がたっぷり詰まった資材です。

微生物にとっての
“エネルギーの塊”みたいなもの。
問題はそのバランスです。
一般的なおがくずの
炭素と窒素の比率は 500対1
樹種によっては
1000対1にも なります。

一方、
微生物が元気に働くための
理想的な比率は約20対1
この差が「窒素飢餓」を
引き起こしていたんです‼️

ならば、
答えはシンプルです。
足りない窒素を
外から補ってあげればいい🧃
窒素を補い、水分を整え、
空気が入る環境を作ってやれば、
おがくずは
窒素を奪う厄介者から
土を育てるための炭素資材へと
役割を変えます。
そこで登場するのが
米ぬかです🌾

米ぬかは
窒素分が豊富なうえに、
微生物の増殖を助ける
ビタミンや ミネラルも含んでいます✨️
コイン精米所では
多くの場合タダでもらえる。
まさに自然界の
エナジードリンクです。

おがくずと米ぬかを
合わせて発酵させると
土の中で何が起きるか?
微生物が爆発的に
増殖し始めます。
微生物が働くことで分泌される
アミノ酸や有機酸。

そして寿命を迎えた
微生物の死骸までもが、
植物の根にとって最も吸収しやすい
自然の栄養素へと変わっていく。

これは単なる
肥料の話ではありません。
植物に直接栄養を流し込むのではなく、
土そのものを育てるという発想です。
土がふかふかになる。
水はけと水もちのバランスが整う。
根が伸びやすくなる。
病気への抵抗力が上がる。
その土の変化が、時間をかけて
作物の強さになって返ってくる。

足りないものを
外から買い続けるのではなく、
手元にある素材を見直して
土の力を育てていく。
この発想を持てると、
畑の見え方が変わります。

次回はいよいよ実践編。
具体的なつくり方と
失敗しないポイントをお伝えします😊
最後までお読みいただき、
ありがとうございます✨️







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