ふじさき食彩テラス様にインタビュー

青森県南津軽郡藤崎町にて、観光案内所や農産物直売のほか、カフェ・ランチを楽しめる施設「ふじさき食彩テラス」(青森県南津軽郡藤崎町)を運営している、株式会社ふじさきファーマーズLABO 統括店長 松丸様に、店舗什器にご使用いただいている当社木箱などについて、お話をお伺いいたしました。

(2020年、新型コロナの予防のため、マスクを装着してインタビューしております。)

写真:ふじさき食彩テラス
写真:お話をお伺いした、ふじさき食彩テラス 松丸店長

お話をお伺いした、ふじさき食彩テラス 松丸店長。

──この度は、木のはこ屋の木箱をご使用いただきありがとうございます。まずはこの施設についてお聞かせいただけますか。

「ふじさき食彩テラス」は、藤崎町食産業創造拠点施設ということで、2018年4月、食彩ときわ館をリニューアルしてグランドオープンした施設です。施設の機能としては、農産物や加工品の直売所とレストランで藤崎町の食の魅力を発信するということを一つのミッションとしています。

写真:藤崎町で収穫された、旬のアスパラガス

藤崎町で収穫された、旬のアスパラガス。

藤崎町の良さをいろいろな人に知ってもらいたい。

──施設を運営するにあたり、大事にしてることや取り組みなどなどありますか。

役割としては、藤崎町内の生産者が作った農産物を藤崎品質としてお届けするということでですね。今の時期はアスパラガスがちょうど旬で、この後、トマトやニンニク、そしてりんごなど、特産品がいろいろ出てきます。そのような町の特産品を中心とした高品質な農産物や加工品を皆様にお届けするということを理念としてやっています。

写真:商品陳列に使用されている台もオーダーで製作

商品陳列に使用されている台もオーダーで製作。

──藤崎町では意欲的な農家がたくさんいらっしゃる印象があります。何人ぐらいの農家が出荷されているのですか。

販売形態としては、出荷者と委託販売形式でおこなっています。現在、登録をしている農家は約120名おり、りんご農家はもちろんりんご収穫時期に、アスパラ農家はアスパラ収穫時期に、その時期に応じて、自慢の農産物を出荷していただく形となっております。

写真:木箱を使用した商品陳列

木箱を使用した商品陳列。

──農家自ら値付けして、陳列もおこなっているのでしょうか。

陳列は私たちで行っています。それが他の産直施設と大きな違いでしょうか。以前「食彩ときわ館」のときは、出荷者のボックスごとに商品を陳列するという形だったのですが、それだと買物時の利便性があまり良くないですし、りんご専業で行っている農家は、今の時期、りんごジュースしか出せないということが問題だったのでした。そこで、トマトならトマト、アスパラならアスパラ、その品目ごとの陳列という形にしたことが、この施設の一番大きなポイントになっています。ただ生産者ごとに区分けした場合、生産者にファンが付きやすいというものあります(笑)良し悪しなのですけが。

写真:産直店内の様子

産直店内の様子。

──藤崎町は、りんごやアスパラの他に、ニンニクや玉子なども有名ですよね。

アスパラ、ニンニク、りんご、それぞれの収穫時期にお客様が増えている状況です。これらのの農産物を核として、実際召し上がっていただき、藤崎町の良さをいろいろな人に知ってもらいたいですね。

写真:柱にもりんご箱で使用されている木材を貼り付け

柱にもりんご箱で使用されている木材を貼り付け。

木箱を導入し、雰囲気が明るくなりました。

──リニューアル時に、当社の木箱を導入していただいたのですが、その理由などお聞かせください。

藤崎町はりんごの品種、ふじ発祥の地ということで、りんごのPRを町をあげておこなっております。当施設としてもりんご収穫時期はもちろんりんごが陳列するのですが、りんごがない時期にも藤崎らしさを出していくために、年間を通してそのりんごのPRに繋がるような見せ方や陳列をしていきたいという意図もありました。その町の取り組みとして、りんご農家をはじめ、りんご加工品をおこなっている方がいらっしゃいますので、そのようなりんご加工品を陳列するためにもやはりりんご箱を使用し、見栄えよい陳列をしたいという思いで導入させていただきました。

写真:「ふじさき食彩テラス」焼印入り木箱

「ふじさき食彩テラス」焼印入り木箱(商品:MA5K)

──木箱を導入してみて、変化などありましたか。

一番は施設の雰囲気が明るくなったような印象があります。以前は全ての商品に対して、同じ棚で陳列をしていたのですが、木箱を導入したことにより、野菜、りんごを中心とした加工品、旬のものなど、什器を使い分けることによりメリハリや役割分担ができ、売り場に変化が出ました。

写真:ふじさき食彩テラス

──木箱だけではなく、柱の部分にも木箱の木材を貼り付けることにより、雰囲気が変わりましたよね。

今回、木箱を導入するにあたり、施設のリフォームにもいろいろアドバイスして頂き、大変良かったです。

写真:木箱を裏返して、商品陳列にご使用

木箱を裏返して、商品陳列にご使用(商品:MA5K)

──木箱を使用した陳列により、お客様の反応はいかがですか。

什器を木箱に変えたことにより、明らかにお客様に商品を手にとっていただく機会が増えました。お客様の反応は、そのような行動が一番ダイレクトだと思います。また、ストレートにかっこいい什器だねと言われたこともあります。

写真:大変貴重な限定商品「ふじ原木ジュース」

大変貴重な限定商品「ふじ原木ジュース」(使用木箱:MA20K)

──企画や運営に関して、失敗したなと思った出来事などありますか。

出来上がりが予想以上に大きく、ちょっと加工していただいたことですかね(笑)。ある程度、イメージしたものを作っていただいたのですが、やはり置いてみてあれっというのはありましたね。迅速に対応していただき、大変助かりました(笑)。

写真:商品陳列だけではなく、在庫管理としてご使用

商品陳列だけではなく、在庫管理としてご使用(使用木箱:MA20K)

──今年に入り、新型コロナの影響が続いているわけですが、影響はありますか。

レストランは現在休業中ですが、惣菜を作り販売しております。お客様の意識が外食から内食にシフトしてきた部分もあり、農産物も落ち込むことなく、惣菜も含め、時代の流れに乗れたかと思います。

写真:ふじさき食彩テラス 松丸店長 (左) と木のはこ屋 代表 姥沢 (右)

ふじさき食彩テラス 松丸店長 (左) と木のはこ屋 代表 姥沢 (右)。

──最後に、当社に関してご要望などがあればお聞かせください。

木箱含め、オーダーで製作していただいたのですが、今回、わがままを聞いていただきましたので、今のところないです(笑)

スーパーや産直など、木箱は生鮮食品にマッチするものなので、こちらこそまことにありがとうございます(笑)

写真:ふじさき食彩テラス

写真:ふじさき食彩テラス

ふじさき食彩テラス
[住所]〒038-1216
青森県南津軽郡藤崎町大字榊字和田65-8(→ Google Map
[電話]0172-65-3660
[ホームページ]http://www.fujisaki-shokusai.com