青森ワイナリーホテル様にインタビュー
ー 全国でも珍しいホテルで醸造しているワイナリー直営店。
青森のうまいもの『あおもり商店』は、青森のおみやげ品やワインを中心に、お客様が圧倒されるようなボリュームの売り場を目指し、平成29年7月にリニューアルオープンいたしました。
もともとはホテルにあるごく普通の売店だったのですが、青森ワイナリーホテルのオープンとともに、当ホテルの地下において津軽地区のブドウを使用したワインを醸造をしておりますので、ワイナリー直営店として生まれ変わりました。
自ワインを醸造し、提供しているホテルということ自体が珍しく、グループ会社のサンマモルワイナリーで醸造している下北ワインと、当ホテルで醸造している津軽ワインをお食事とともに楽しんでいただくができます。
ー 山の上のホテルだからこその魅力。
当ホテルでは、お客様に満足していただくことを第一としております。
例えば、ツアーでお越しいただいたお客様の荷物をスタッフ総出でバスから降ろし、お客様には手ぶらでホテルに入っていただく。お帰りの際にはお客様の見送りを心がけております。フロント、客室係、厨房からも、動ける人は全員集合してお見送ります。それが面白くて、バスに乗ってるお客様から逆に写真を撮られたりしますが(笑)
山の上のホテルなので周辺に何もなく、アクセスも良くないのが、何もないところだからこそ、朝や夜の景色、津軽平野の夜景だったり、山の上からの星空、雲海が見えたり、標高の高さだからこそできることをお客様に提供しています。
また、夏には星空や夜景の見学会、牛の乳搾り、射的などのイベントを行っております。射的の的に当てるとクワガタをプレゼントするのですが、スタッフが時間を見つけてはクワガタ捕りに行ったりしていました。周りが自然あふれる山の中ですので、虫がたくさん捕れるのが利点ですね。
事務所が虫だらけになるのですが、苦手なスタッフは大変でした。逆に
子どもたちは大喜びでしたが(笑)
ー ワインの陳列にも相性が良い、お洒落な木箱。
地元青森にて使用されているりんご箱を商品のディスプレイに使うことにより、自然をイメージし、お客様に喜んでいただきたいという思いがあり、今回導入させていただきました。また木の温もりや雰囲気が、ワインや食品、雑貨との相性もよく、商品や木箱が大変おしゃれに感じました。
今までは、ワインは奥の棚に並べいたのですが、売り場前に木箱を置き、その上にワインをディスプレイしましたら、売れ行きが良くなりました。
スタッフで、アイディアを出し合い、木箱を活用しながら、前に出したり引っ込めたり、動きのある売り場を作っていきたいと思っております。
ー 店舗だけではなく、イベントなどにおいても使ってみたいですね。
木箱に脚を付けたりできるといいですね。また、スタッキングできるように、底板に桟木を付けていただけると嬉しいです。
また、イベントなどで商品を陳列する場合があり、持ち運びするときにマトリョーシカのような木箱があると、コンパクトに運べ、ディスプレイも段差をつけ配置できるので便利ですね。そのときは木箱に当ホテルの焼き印を入れたりしていただいて(笑)。木箱などの自然のものを使うと大変雰囲気がよくなりますしね。
青森ワイナリーホテルの傍島様、工藤様、お忙しい中、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。
- 青森のうまいもの『あおもり商店』(青森ワイナリーホテル内)
- [住所] 青森県南津軽郡大鰐町島田滝ノ沢100-9
- [電話] 0172-48-2881
- [営業時間] 7:00~21:00
- [ホームページ] https://www.a-wineryhotel.com