ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザインにがりと現代病のおはなし【第1回】〜いつの間にか誤解されてしまった「にがり」と本物の「塩」
ミロクの扉を拓く〜未来の社会デザイン 2025.04.29
#541-119
不安や恐れのない皆んなが
幸福に生きられる社会
地球に優しい循環型システム
エコタウン創りに邁進する
青森の未来を考える会
代表の姥澤(うばさわ)です✨️
最近、「にがりは体に良くない」
という声を耳にしました。。
「豆腐を固めるくらいだから、
内臓も固めてしまうのでは?」
というのです。
でも、
これはちょっとした誤解です😅
実際にお豆腐を
作る工程をみるとわかるのですが、
にがり
(=海水から塩を取ったあとの副産物)を
豆乳に入れただけでは、
固まることはありません🙅
にがりに含まれる
マグネシウムが働くのは
高温になったときだけ!
熱が加わることで、
豆乳のたんぱく質と
穏やかにつながって、
あの“くみ出し豆腐”のような
プリン状の食感が
できあがるのです♪
つまり、にがりを口から
摂ったとしても、
体の中で内臓が
固まるようなことは起こりません😑
このように、にがりは
「体に悪いもの」どころか、
もともとは身体に必要な
ミネラルのかたまりだったのです💡
けれど、
そんな大切なにがりを含んだ
“本物の天然塩”が、
日本の食卓からすっかり
姿を消してしまった時期があります💧
そのきっかけとなったのが、
1971年に施行された
「塩業近代化臨時措置法」
この法律によって、
イオン交換膜方式で作られた
「塩化ナトリウム99%以上」の
精製塩(しょっぱい白い粉)しか
製造できなくなってしまいました⤵
ちなみに日本で塩の専売制が
始まったのは明治38年(1905年)
引用:Wikipedia
日露戦争の戦費調達のため、
政府の管理下となって統制されました。
マハトマ・ガンジーの有名な
「塩の行進」は、
イギリス植民地政府による
塩の専売制に抗議するために行われた
非暴力の抗議行動です💡
サラリーマンの
「サラリー(給料)」の語源は、
古代ローマ兵士に支給された
「塩」(salarium)の代金である「塩代」
それくらい「塩」というのは、
人間が生きるうえで無くてはならない
大切なものなんですね〜🤔
「塩業近代化臨時措置法」と
「精製塩」の話に戻ります😅
塩に含まれていた
本来のミネラル(=にがり)は
「不純物」とみなされ、
取り除かれてしまったのです😱
実は、ここから日本人の
ミネラル不足が始まり、、
アトピー、花粉症、
高血圧や糖尿病など
“現代病”と呼ばれる
症状が急増していきました⤵
次回は、
そうした病気の増加と
ミネラルの関係
そしてにがりが
「悪者」にされた背景を
もう少し深掘りして
いきたいと思います!
続きもぜひ読んでみてくださいね^^
【第2回へつづく】▶️
最後までお読みいただき
ありがとうございます😊